サウンド・オブ・サイレント

zazou2005-02-01

●今日は月に一度の映画サービスデー。さて何を見ようか。毎月一日が休日ならいいのだけれど、平日の場合、バイトが終わるのが午後6時なので一本しか見ることができない。『北の零年』にしようか。いや、まだ『ターミナル』を見ていなかった。これはもうじき上映が終わってしまうのではないか。と、悩みながら出社したところ、今日はうちの部署の人間が二人も欠勤したものだから、否応なく午後7時まで残業の指令が・・・。結局どちらも見れず。まあこういう日もあるさと、おとなしく真っすぐ帰宅して、ビデオでバスター・キートンの『キートン将軍』(alias 『キートン大列車強盗』)を見る。
●3月に渋谷で開催される某クラブイベントで、DJプレイ中にスクリーンで流す映像の制作を頼まれたので、そのネタ仕込みのためにキートンサイレント映画を3本借りてきた。VJのようにリアルタイムで映像を切り替えるわけではなく、DVDの映像をループで流しっぱにしとくので、音と映像が合うかどうか心配だ。そこで思いついたのが、サイレント映画風ストーリー仕立ての映像。ぼくはCGも作れないし。
●試しに『キートン将軍』を見ながらテレビの音を消して、CDの音楽を流してみる。まずは、バスタ・ライムス(「バスター」つながりということで)。結構いける。不思議に、音と映像の動きがリンクする瞬間がたびたびあったりして。列車に乗っての追いかけっこが始まると、もっとBPMを上げたくなって、DJ Shadow に切り替える。列車の疾走感と性急なビートがマッチして、これまたいい感じ。ついでにコメディ・フレンドリーな馬鹿っぽい曲というセレクトで、ビースティー・ボーイズもかけてみる。いけるなあ。このビデオ、そのままクラブで流したらいいんじゃないか。
●いや、作るよ。作るけど、ドラマを撮るとなるとキャスティングが大変で・・・。誰か出演してみませんか?(キートンばりに体張ってくれとはいいませんから)。 それとも、実験映画風(イメージフォーラム風?)アバンギャルド路線で攻めようか。出演者なしで一人で撮影もできるし。とか悩んでいる暇はあまりない。すでに納期まで一ヶ月を切っているんだった。しかも、編集途中のまま止まっているやつが一本あって、まずはそっちを終わらせるのが先だ。こっちもちゃんと最後まで仕上げたい。だけど、はてなを始めてから時間がないんだよね。