25歳のあのときから、君の人生はどうなってる?

●半年ぶりに髪を切りました。
●基本的に、映画祭とか何かイベントごとがないかぎり伸ばしっぱなしにしてるので、最後に髪を切ったのは今年の3月だったのですが、最近久しぶりに会った人たちから口々に「老けた?」と言われて、これはきっと髪型のせいだ、と思い、バッサリ10センチくらいカットしてきました。美容師さんからは「若返りましたよ」と言われたのだけど、でもなあ。鏡で見た印象はあまり変わらなく感じるんだよね。髪型が悪かったんじゃなくて、ただ単に年を食ったということなのか。。。


●さっきネットを見てたら、セドリック・クラピッシュの『ロシアン・ドールズ』が今年の5月に公開されていたことを知る。5月は忙しかったからなあ。全くノーチェックだった。見逃してかなりショック。
●『ロシアン・ドールズ』はクラピッシュ監督の『スパニッシュ・アパートメント』の続編で、『スパニッシュ〜』は25歳のフランス人青年がスペインの大学に1年間留学して経済学を学ぶのだけどスペインでの経験を通して成長し、帰国後、自分が本当になりたいものは作家なんだと気づくという物語で、ぼくはやはり25歳でスペインを放浪してたときのことを思い出しながら見て、かなりハマった映画でした。
●で、『ロシアン〜』はその5年後、主人公は30歳になっていて、小説家を目指して新聞に短編を寄稿したり小さな仕事をこなす中、スペイン留学時代の仲間たちと再会するという話らしい。遅ればせながらオフィシャルサイトを見たら、脇も前作と同じキャストで固めてるみたいだし、映画のキャッチコピーが「25歳のあのときから、君の人生はどうなってる?」だ。ああ、劇場で見たかった。
●25歳のあのときから比べれば確実に年を食っているわけだけど、『スパニッシュ・アパートメント』のような映画を撮りたいと思って温めている企画はいまだ実現していない。まだまだこれから。


●これからも見たい映画は目白押しで、『マイアミ・バイス』も『グエムル』も『ラフ』も『マッチ・ポイント』も『楽日』も見たい。見逃さないように書いておこう。